外壁・屋根塗替えねっと 外壁塗装用塗料の種類

鉄、アルミ、木材、コンクリート、セメントモルタルなどの外壁は、素材のままでは腐食や劣化を起こすため、「塗料」で劣化を防ぐ必要があります。

外壁塗料の種類は、大きく分けてアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料などがあります。

塗料は、キレイな色や光沢、立体模様など自由な仕上がりができることも特徴で、結露防止や断熱、防音・消臭など、さまざまな機能があるタイプもあります。

外壁・屋根塗替えねっと 塗料別耐久年数

外壁・屋根塗替えねっと 塗料別耐久年数の違い
種 類 特 徴 塗替目安
アクリル塗装 塗料の主成分である合成樹脂がウレタン系の塗料です。
種類も多く、最も経済的な塗料といえます。
3年~5年
ウレタン塗装 塗料の主成分である合成樹脂がウレタン系の塗料です。
非常に塗膜が強く、耐水性、耐久性に優れています。
7年~10年
シリコン塗装 塗料の主成分である合成樹脂がシリコン系の塗料。
耐久性に優れているため、現在では塗料の主流になっています。
10年~13年
フッ素塗装 塗装の主成分である合成樹脂がフッ素系の塗料のこと。
優れた耐候性があり、長期間の耐久性を持っています。
15年~20年

外壁・屋根塗替えねっと 塗料おすすめの組み合わせ

外壁シリコン塗料で屋根フッ素がバランス的には最高です。

フッ素塗料は15年~20年前後保つと言われていますが、屋根の場合、直射日光により外壁に比べ約2倍塗装の劣化が激しいと言われています。

12年前後の屋根外壁を一緒に塗り替えると考えるのであればこれが一番お勧めです。

外壁シリコン 10年~12年前後の耐久力
屋根フッソ 10年~14年前後の耐久力 (使用環境により多少前後します。)

※フッソ塗料は20年前後保つと言われている高性能塗料ですが屋根に塗った場合、直射日 光や紫外線の為、耐久力は落ちます。

外壁・屋根塗替えねっと 何故、外壁と屋根を一緒に塗装するの?

屋根だけを塗装するとなると、どうしても足場を設置しなければ塗装出来ません。
屋根の傾斜にもよりますがほとんどが必要とするでしょう。

20坪の外壁塗装と一緒に施工すればウレタンで18万円前後で塗れる屋根塗装ですが、屋根塗装だけの場合、無駄な足場費用が掛かってしまいます。  ※足場20坪で12万円前後です。

これを避ける為に、一緒に外壁と屋根を塗り替えたいのですが、同じ塗料(外壁シリコン、屋根シリコンなど)同じグレードで塗った場合、必ず屋根の痛みは外壁より先行するので、外壁は綺麗、屋根だけが痛んできて先に塗り替えるはめになり、悪循環に陥ります。

こうした事態を防ぐためにも、屋根は外壁よりもワンランク上の塗料で塗り、約10年後の外壁塗装、屋根塗装を一緒に施工することをお勧めしています。その方が費用的にも断然、お得になります。

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外壁・屋根塗替えねっと 何故、外壁と屋根を一緒に塗装するの?

正直な話、外壁塗装や屋根塗装は塗料の費用よりも、その他の作業費用の方にコストがかかります。

なので少しでも高価な塗料を塗って長持ちさせた方が長い目で見て安くなります。ですが、実際の所、塗料が長持ちすればメンテナンスしなくても良いのか?というと、そうでもありません。モルタル壁はクラックがでますし、サイディング壁はシーリング部が劣化します。そのことを考えると、20年もつ塗料を塗って10年でクラックが出てきてまた塗装。20年もつ塗料を塗って10年でシーリングの劣化、・・・余計高く付く気がします。

もちろんシーリングなどもこだわり良いものを使って施工していますが、7年~14年が限界でしょう。
(日当たりや立地環境にもよります)

やはり、10年前後の外壁塗装メンテナンスが一番理想なのでは?と考えています。

「いい塗料(フッ素塗料)を塗れば20年以上メンテナンスがいらないので、トータル的に費用が安くなる」といった塗装業者はあてになりません。塗料がよくてもクラックやシーリングの寿命が必ず来ます。

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